FC2ブログ
  • 高校を卒業してすぐに寿司屋の修行に入った彼は想像とは違う世界に愕然とする... 続きを読む
  • 寿司屋が包丁で指を切ったらどうするのかその手でシャリを握ることなど許されない刃物を扱う仕事には怪我が絶えないものである何度も怪我を繰り返しながら刃物の扱いを覚えてゆくのだ大将17歳の修行時代慣れない包丁さばきではじめて指を切った時のことポタポタとしたたる血を見ながら先輩が叫んだ『気合で止めろ!』 信じられない話だがこれが出来るようになっていく私は一度だけ大将が指を切ったのを見たことがあるかなり深く... 続きを読む
  • いつのことだったかはっきりとは覚えていない先の見えない不安と孤独癒される場の無いトゲトゲした毎日になげやりになっていた日々があった仕事が終わった帰り道近くの公園のベンチに座り夜空をひとりで眺めていた自分と同じ年頃の若者が楽しそうに遊んでいる姿に羨ましさを感じることもそこに毎日のように見かける屋台のラーメン屋があったいつも同じ場所にやってきてひとり黙々と すべての仕事をこなして帰るその屋台のオヤジの... 続きを読む
  • 今でも思い出すと、笑いがこみあげる。あれは、大将が17歳のころ。上京して、まだ2ヶ月目だった。『ピンク色のパンティーを買って来い!』『はっ?』『飲み屋のねえちゃんにプレゼントするんだよ!オマエが行って買って来い、わかったな!』彼に拒む権利は無い。先輩にお金を渡され、店を出たのはいいが、いったいどこへ行けば、売っているのか。とりあえず、渋谷へ。この時の彼は、渋谷を見るのも初めてだった。渋谷の町を、地... 続きを読む
  • 上京して半年程たった頃だろうか。怖くて厳しい先輩がひとり。パンチパーマで強面の、渋い人だった。その先輩には、いつも怒られてばかり。毎日毎日怒鳴られて、呼ばれるたびにドキドキする。『馬鹿ヤロウ!何やってんだ!』『もう、家へ帰れ!』『お前、それでも板前を目指してるのか!』毎日、こんな調子である。ところがある時。つけ場から呼ぶ声が。『お前!ちょっとこっちへ来い!』『ハイ!』何か失敗してしまったか?自分が... 続きを読む
  • 大将が子供のころは、小学生でも新聞配達ができた時代だった。母子家庭の彼に、お小遣いを稼ぐ手段はこれしかない。当時は、そんな新聞少年がたくさんいたという。母親に相談もせず始めた新聞配達。10歳になったばかりの冬だった。北海道の冬は厳しい。マイナス10度以下はあたりまえで鼻の中も凍ってしまうくらいだ。まだ家族も寝静まっている早朝の3時。自分ひとりで起きて着替えをする。体をあたためるために、お湯に梅干を... 続きを読む
  • お吸い物付きの出前とは?(この話は、カテゴリー板前と修行の世界で連載しています)『父さんは、出前をやったことがあるの?』という息子の問いかけに、大将が話しはじめた。出前の中でいちばん大変なのは、お吸い物付きの出前だったという。6人前の寿司桶を右手に持ち、左手の指でお吸い物の汁が入ったポットを挟む様に持ち、その上に、お盆にのせた具入りのお椀を6つ。もちろん、一人で届けるのだ。ふたりで運ぶ方が簡単だが... 続きを読む
  • 50人前の出前をひとりで配達(この話は寿司屋の修行~第12回の続きです。)修行1年目のこと。当時の彼は、出前のプロフェッショナルになることが目標だった。どんな出前でも、ひとりでやってやろうとツッパル17歳。あるとき先輩に、こう聞かれた。『50人前、ひとりで出来るか?』『ハイ!やらせてください!』何事も、やってみなくちゃ分からない。5人前の入った大きな寿司桶を10台積み上げて、それを両腕に抱えながら... 続きを読む
  • 最高の寿司に出会う(この話は寿司屋の修行~第11回の続きです)銀座店でのこと。彼は、駆け出しの板前として、カウンターに立っていた。高級なカウンターに、花板と彼のふたり。ランチの無い高級店である。刺身から始まって酒のつまみに一品料理。最後に握りを4~5貫つまんで終わるという世界だ。同じ寿司屋チェーン店でも、他店舗とは全く違うネタの良さ。ひとり3万円~5万円の客単価である。トロは1貫2000円。『トロ... 続きを読む
  • 卵(ギョク)を焼く(この話は寿司屋の修行~第10回の続きです)寿司屋の見習い期間には、やることがたくさんある。月曜日のランチに使うための卵焼きを日曜日に6本焼いておかなくてはならない。そして、ランチのための米を計って準備しておくのだ。彼が卵(ギョク)を焼く仕事を任されるまでには、こんないきさつがあった。最初はもちろん、卵を焼く仕事を請け負っている先輩がいた。彼はどうしても、卵焼きを勉強したかったの... 続きを読む

井出美香



札幌すすきので寿司屋をしています。北海道岩内生まれ。若き頃は東京青山にてキャラクターデザインの仕事に就くも惚れた男は寿司職人!畑ちがいとも言える寿司屋に嫁いで29年。平成22年7月に乳ガンが分かり公表。お店にて女将として奮闘する日々。ブログ開設15年。

カメラ Canon EOS 6D
iphoneX

利き酒師


(株)Mizkanミツカン 寿司アンバサダー就任

(株)HABA 季刊誌北海道の旅コラム執筆

ippin食のキュレーター北海道の商品を紹介

広報ほくれん 食エッセイ執筆

北海道の旅と宿 ぐうたび旅ブログ

TVどさんこワイド出演中


★画像の転載禁止

★リンクフリー







わたしたちの寿司屋です。

鮨処いちい ホームページ




札幌市中央区南4西4
第5グリーンビル1階
電話 011-232-2321
17時から24時半迄・日曜定休
祝日はお問い合わせください
10席しかない小さなお店です
★全面禁煙です★
オープンして19年目になりました








おかげさまです

おかみさん食堂
普段使いのおもてなし100品
井出美香

ソフトバンククリエイティブより発売



寿司カテゴリー

このブログの歩み

★(株)HABA季刊誌にて北海道の旅のコラムスタート★ホクレン広報誌のエッセイ執筆★DJてつやのすすきのネオンサーカスレギュラー出演★ぐうたびサイトにて北海道の旅と宿ブログ連載中★おかみさん食堂普段使いのおもてなし100品ーブログのレシピ本発売★三角山ラジオパーソナリティー★クリエイティブオフィスキューのファンクラブ会報誌にてレシピ掲載★札幌市経済局ホームページ「さっぽろもぐー」にてレシピ掲載★HBCテレビ「グッチーの今日ドキッ!」のコメンテーター★グーグル検索ストーリーにてサッカー海苔巻き掲載★NHKネットワーク北海道にてワールドカップサッカー寿司を製作テレビ出演★フジテレビめざましどようびでワールドカップサッカー寿司を製作テレビ出演・全国放送★道新文化センターにて『ブログ講座~ブログの魅力を語る』を開催予定★札幌中小企業支援アドバイザーになりました★食品会社のレシピメニュー開発を担当することになりました★芸森スタジオにて『ハートのお寿司をつくろう!海苔巻き教室』開催★ようこそさっぽろの編集委員になりました★NHK趣味悠々『楳図かずお4コマ漫画入門』のテキストに掲載★環境首都札幌推進協議会委員になりました。★札幌市観光パンフレットになりました★NHK『おはよう日本』でクリスマスケーキ寿司を製作テレビ出演。★UHBのりゆきのトークDE北海道にてテレビ出演★北海道子連れプロジェクト『のこたべ』に掲載★『行きつけにしたい鮨屋60選』に掲載★割り箸リサイクルでフリーペーパーHAPPYに掲載★HTBニュースにて割り箸リサイクルでテレビ出演★HTBイチオシ!にて大将テレビ出演★さっぽろ村ラジオにてラジオ出演★2007年11月発売の『札幌美食料理店厳選100』に掲載★食のプロBLOGサイトに掲載★ラジオふらのにてラジオ出演★3月オレンジページネットに掲載★2007年2月FM北海道AIR-Gにてラジオ出演★2007年1月ヤフーインターネットガイド3月号に掲載★2007年1月三角山放送局でラジオ出演★2007年1月北海道ブログネットワークメンバーとして活動開始★2006年12月ブログ1周年ありがとう!★2006年11月『旅コミ北海道』に大将テレビ出演★北海道情報誌じゃらんに掲載★2006年10月東京BS-i『BLOG@GIRLS』にテレビ出演★2006年9月北海道情報誌porocoに掲載★ぐるめブログ大賞の副賞『長崎ぐるめな旅』へ出発★北海道Hanaテレビに出演★2006年6月ぐるめブログ探検隊主催ぐるめブログコンテストで大賞受賞★2005年12月23日ブログ開設★

おかみさんにメールする

お問い合わせはこちらから

translate ブログを翻訳

ブログを検索する