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第5回 対談ブログ ゲストはAIR-G’中田美知子さん

nakatasan

5回目の対談ブログのお客様は、FM北海道(AIR-G’)中田美知子さん。

担当番組「中田美知子の2時いろネットワーク(1982年~)」、
「中田美知子の週刊AIR-G'族~T.G.I.F」など多数。
1995年にギャラクシー賞・ラジオ部門のDJパーソナリティ賞を受賞。
現在は同社常務取締役をされています。

協賛してくださったのは、フレンチレストラン「ミクニ サッポロ」です。
デザートがワゴンで楽しめることで人気、一日15名女性限定の3500円ランチです。










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(おかみ)中田さん、生まれはどちらですか?
(中田)東京です。
   千駄ヶ谷小学校を出て渋谷区立原宿中学校(現・原宿外苑中学校)へ。
   東京都立駒場高校を卒業して慶応大学へ行きました。
(おかみ)幼い頃から、お話するのが好きなタイプだったのでしょうか。
(中田)いえ、全くです(笑)。
   子供の頃は全然しゃべらなかったの。
   アナウンサーになった時は親戚に驚かれるほどでした(笑)。
(おかみ)この世界に進むキッカケは何だったのでしょう?
(中田)高校時代の部活ですね。
   駒場高校時代に「KHK(駒場放送局)」に入部しました。
   当時、学生がエントリーするNHKアナウンスコンテストがあって。
   受けてみたら、東京エリアの個人部門で5位になったのです。
   もう嬉しくて~~(笑)。この世界で仕事ができるかもとウキウキしましたよ。



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'''北海道産とうもろこしの冷製スープ
 ヴァンデ産フォワグラのフランとそのとうきび風味の泡添え'''



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'''女性の仕事が限られていた時代'''
(おかみ)大学時代も放送に関わっていたのですね。
(中田)慶応ではKBSという放送研究会でした。
(おかみ)就職活動もその世界を望んだのですか?
(中田)ええ。でも当時は男女雇用機会均等法なんて無い時代。
   女性の職業は限られていたの。
(おかみ)今は当たり前ですが、当時はそれすら無かった。
    いま普通に存在する法律、それが有難く感じますね。
(中田)そしてメディア関係の就職試験を受けていた頃、北海道放送(HBC)を見つけて。
    面接試験で札幌に行けると知ってすぐに申し込みました。
    やった!北海道旅行バンザイと思って(笑)。
    あれは21歳、大学4年生の夏でした。
(おかみ)若かったですね~~(笑)。



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(中田)雪が見てみたかったし。
   親戚も知人もいなくて。
   「やった、夢の一人暮らしだ」って大喜び。
   その頃は、女性の一人暮らしが少なかったのよ。
(おかみ)女性の就職率も低かったと思います。
   その時代に生きた中田さん、使命があったのですね。
(中田)大手企業でも女性社員がひとりしかいないなんて当たり前。
   ひとつ前の世代の女性たちが水脈を見つけて井戸を掘ってくれたようなもの。
   わたしの時代はさらに水を汲んで土地を耕し種をまいた、ってところかな。
   今は次世代のために出来ることはなんだろうと考えるようになりました。



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'''アミューズ'''

(おかみ)入社して北海道に来てどうでしたか?
(中田)アナウンサーとしてHBCに入社しました。2年間勤務しましたね。
   最初の2カ月研修の後に、すぐ函館勤務になって。
   函館に欠員が出たので急遽ピンチヒッターで行ってみないかと言われて。
   函館で初めて中学生の男の子にサインを求められたのが嬉しかったです(笑)。
   もうその中学生もオジサンになってるだろうなぁ(笑)。



'''ラジオでの失敗のおかげで'''
(おかみ)ラジオの新人アナウンサーとしての想い出話をお聞かせください。
(中田)あるある、いっぱいあるわ(笑)。
   釣り番組を任されてね、まだ22歳の女子に出来るわけない。
   ある日の生放送で「今日はハモが釣れたよ~~」と言うから、
   「ハモって何ですか?」と聞いてしまって(笑)。
   終了後に「ハモも知らないのか」って当時のディレクターに怒られて。
   函館で釣れるハモとは、穴子のことなんですってね!
(おかみ)そうなんですよ、実は北海道で水揚げされるマアナゴは、
    漁師の間でハモと呼ばれていたのです。
    今でもそう呼んでいる地域もあります。もちろん本当の鱧ではありません。
    北海道の穴子はマアナゴと呼ばれるもので本州の「めそあなご」より大きく、
    体長は1mほどになります。身も厚くふっくらしているのが特徴です。
(中田)そうなのね、またひとつ勉強できた。今日は嬉しいです(笑)。



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'''積丹沖・縞曽以のポワレ
 レンズ豆とアメリケーヌソースのラグーソースと香草サラダ'''



(中田)では、もうひとつ失敗談を。
   昔は編集作業するとき録音テープを切り貼りしていたの。
   ハサミで切って余分な部分を捨てて貼り合わせたり。
   後で必要になるかもしれないから切った部分は首にかけておけと言われて、
   首にかけているうちに、どれがどれだかわからなくなって(笑)。
(おかみ)中田さんでも失敗がたくさんあったのですね。
    なんだか勇気が出てきますね。
(中田)ええ、ほんとうに失敗だらけ(笑)。
   でもね、失敗させてもらってよかったと思っています。
   失敗のおかげで成長できたんですもの。
   仕事ができる人と組むより、その反対と組むほうが成長しますよ(笑)。





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'''フランス・ランド産鴨のロースト エピス風味
 人参のコンフィピューレとジュのソース'''



'''人を育てていくということ'''
(おかみ)中田さんは本当にプラス思考ですね。
(中田)どんなに苦労しても明日は来ると思うのです。
   そしてまた、素晴らしい先輩にも恵まれましたし。
   いろいろなことをアドバイスしてくれるオジサンがいっぱいいたの(笑)。
   組織にも育ててもらいました。
   一番こころに残っているのは、
   「君がこの会社で学んだことは、この会社に残していく義務がある。」という言葉。
   ある先輩がそう言ってくれたことが、その後社会で仕事をしていく姿勢として
   背骨のように大きなものになりましたね。
   教える、育てる、ということをきちんとやっていくことが大切。
(おかみ)若いひとにこそ、このことを知ってほしいです。

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'''フリーアナウンサーとしての出発'''
(中田)それから結婚を機に退職して出産、フリーアナウンサーになりました。
   出産するときだけ仕事を休みましたが、あとはずっと働いていました。
   料理も裁縫も好きでいろいろやっていましたよ。
(おかみ)フリーアナウンサーとしてのさきがけ的存在だったのでは?
(中田)そうですね、当時は、あまりいませんでしたね。
   当時はメディア以外のナレーション業やCMや講演の仕事までやる、
   フリーランスはいなかったです。
(おかみ)フリーランスは営業活動の能力も問われますよね。
(中田)わたしは営業がヘタで(笑)。
   だから来た仕事は絶対に断らなかったの。
   そのうちに「彼女は時間が空いてたら受けてくれるよ」という評判になって。
   フリーになったとき先輩に言われたことは、
   「仕事をする上で、人を取るか報酬を取るか、どちらも無ければ断れ」だった。
   この人と仕事をしたらプラスになると思うなら報酬のことを考えずやること。
   報酬が多い仕事を受けるときは文句を言わずにやること。
(おかみ)的確なアドバイスです。いい先輩ですね。
(中田)シングルマザーで3人の子をかかえてフリーアナウンサーとして頑張ろうとした頃。
   HBC時代の先輩が「大丈夫?仕事あるの?」と気にかけてくれて。
   初めて挑戦する仕事のことで電話したら、1時間もかけて教えてくれました。
   電話口で乳飲み子を抱えながら(笑)。
   今でも本当に感謝しています。



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'''滝上町の月村さんが作ったフロマージュブランの"クレメダンジュ"
 ローズ風味のソースとプラムのソルベ和え'''

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'''自分を大切に'''
(おかみ)今の若いお母さん、そしてシングルマザーへ、アドバイスをお願いします。
(中田)女性が何かの仕事を持ちながら子供を育てていくことはとても大変。
   それを続けていくには自分自身をしっかり持つこと。
   ワークライフバランスが大切です。
   仕事も育児も頑張るためには自分の時間を大切にしなくちゃ。
(おかみ)そうですね、たとえ30分でも自分の時間があるとリフレッシュできる。
(中田)育児には、まわりの協力が必要ですよね。
   でも、少し時間を作ってスイーツを食べに行くとか、
   読書をする時間をつくる。そして自分の時間をつくること。
   自分の心の均衡を保つことが子供のためにもなります。
(おかみ)自分の時間を持つことは育児を怠けることにはならない。
    自分の時間を持つことに罪悪感を持ってはいけないですね。
(中田)それから誰かが助ける手を差し伸べてくれたら、感謝してそれをつかむこと。
   どんなに頼りないものでも意地はらずに素直に助けてもらうことです。
(おかみ)中田さんは自分に素直な生き方をされている。
(中田)いきあたりばったりの人生です(笑)。
    どれだけ、まわりのみなさんに助けてもらったことかしら。



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(おかみ)これからやりたいことは?
(中田)子供や孫たちと遊びたいです(笑)
(おかみ)中田さんの顔が今、お母さんのお顔になりました(笑)。
    今日は本当にありがとうございました。
(中田)ありがとうございました。





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ミクニ・サッポロのホームページはこちらです。












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井出美香



札幌すすきので寿司屋をしています。北海道岩内生まれ。若き頃は東京青山にてキャラクターデザインの仕事に就くも惚れた男は寿司職人!畑ちがいとも言える寿司屋に嫁いで28年。平成22年7月に乳ガンが分かり公表。お店にて女将として奮闘する日々。ブログ開設13年。

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(株)Mizkanミツカン 寿司レシピのお仕事しています。

(株)HABA 季刊誌にて北海道の旅のコラム執筆。

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