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第10回 対談ブログ 札幌市長の上田文雄さんを迎えて

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今回記念すべき10回目として対談させていただいたのは、札幌市長の上田文雄さんです。
札幌市内のホテルレストラン応援という趣旨に賛同ご協力いただくことができました。
今日はお越しいただき本当にありがとうございます。
市民を代表して深く御礼を申し上げます。
お待たせいたしました、では、札幌市長上田文雄さんの素顔に迫りたいと思います。

そして、プライベートなお父さんとしての素顔も見せてくださいました。
・札幌オータムフェストについて
・プロジェクションマッピングの今後は?
・家ではどんなお父さんなのでしょう?


協賛いただいたのはルネッサンス札幌ホテル中国料理の美麗華さんです。







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オータムフェストについて
(おかみ)札幌観光の柱といえば雪まつりやオータムフェストなどが挙げられます。
そろそろ準備に忙しくなるオータムフェスト。
市長から見たオータムフェストの魅力をお聞かせください。 

(市 長)年々規模が大きくなるオータムフェストですが、札幌だけのお祭りではなく、
たくさんの市町村の人々が参加することが大切だと思っています。
年々来場者が増えていくのが楽しみですね。

(おかみ)オータムフェストが始まるキッカケはどのようなことだったのでしょうか?

(市 長)その頃の課題は、札幌を何で盛り上げていくのかということでした。
    姉妹都市であるミュンヘンで開催されるオクトーバーフェストが大好きでして。
    何度もミュンヘンの視察に行きました。
ミュンヘンオクトーバーフェストは600万人がビールを飲んで楽しむという、
世界的に有名なお祭りです。
     それを札幌でやりたいと思いましてね(笑)。
     その頃、大通公園は秋のイベントが無かったのです。
     そこで秋の味覚に感謝する豊穣祭を開催しようと考えました。
     みんなで秋の実りの喜びを分かち合うのです。
     そうして生まれたのがオータムフェストでした。

(おかみ)「実りに感謝する」ということが基本になっているイベントですね。

(市 長)札幌は「ひとの目にふれる」機能の高い街です。
     オータムフェストでは市町村の特産品を販売しています。
     私はそれがとても気に入っています。
     札幌はいろいろな街の人が集まっているので、
     出品している自分の故郷の特産品を応援することで会話が生まれ、交流が生まれる。
     それが自然な光景になりました。そんな様子を見ると嬉しいです。
     全道津々浦々から集まった特産品を持ち寄り「どうだい?」と見せ合う。
     お互いに刺激を受けながら品質が向上していくという意味でも良いイベントです。

(おかみ) 札幌に住みながら生まれ故郷を感じることができるのが、オータムフェスト。
     私は毎年、知らなかった美味しいものをオータムで発見することで、
     その街にドライブして行ってみようという気持ちになります。それが楽しみで(笑)。

(市 長)そうですね。札幌は、北海道のショーウインドーであると思います

(おかみ) まさにその通りですね。

(市 長)昨年はオータムフェスト観客動員150万人を超えました。
    今後もどんどん大きくなりますよ。今のオータムは良い方向に向かっています。
    なんとっても屋外で立ち飲みができる、それが市民の楽しみになっています。

(おかみ)本当は立って食べるなんて行儀の良いこととは言えないかもしれませんが(笑)、
    この時だけはそれを楽しむことができるわけですね。
    まるで、札幌のオフとでもいうような開放感。
    「自由な街、札幌」というイメージがあって良いですね。
    そんな札幌が大好きだという人は多いはず。
    ますます札幌自慢をしてしまいます(笑)。

(市 長)オータムフェストは、みんなが素直になれる開放的なお祭りなのです。


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地下歩行空間について
(おかみ)地下歩行空間について、市長が感じる市民の反応はいかがですか?

(市 長)地下歩行空間では広場を作って常にさまざまなイベントを行っています。
     利用率も高く、ご利用をお待ちいただいている状況です。
     活気あふれる賑わいの場、そして情報発信の場として使っていただいています。

(おかみ)地下歩行空間はただの通路としてではなく、
     市民に愛される場としての通路になってきました。
     地下歩行空間はさらに大きな役割を持つ空間になっていくと思います。

(市 長)オータムフェストや雪まつりもそうですが、大きなお祭りの時、
     会場だけがにぎわうのではなく街中がひとつの大きなお祭りになるべきだと思っています。
     例えばライラックまつりの時期には、地下歩行空間にライラックを並べて咲かせてみたい(笑)。

(おかみ)市長。それはなんて素敵なアイディア。市長は札幌のいちばんのファンですね。

(市 長)おもしろいことがやりたいのです(笑)。
     地下歩行空間をライラックでいっぱいにするという案は、近いうちにできると思っています。
     予算の問題もありますがね。
     大通公園を大切にしていますし大通公園で行うイベントに広がりを持たせたいと考えています。

(おかみ)例えばどのような広がりをお考えでしょうか?

(市 長)大通公園で行われるビールのお祭りなら、大通公園だけではなくススキノや
    円山方面でも行うというように食の連携を広げていくということです。
    また、大通公園を今の1.5倍に広げることができないかと考えています。
    場所は現実的には広げられなくても大通公園の雰囲気や楽しさを広げることはできないかと。
    例えばですが、今まで何もなかった大通公園の端から花の植木を
    ずらっと並べてみるなんて、いかがでしょう。
    まるで大通公園が延長したような嬉しさと楽しさがあると思うのです。
    道行く人を花の香りでつつみ、しあわせにすることができるかもしれません。
    ひとりでも多くの観光客が、札幌を好きになってくれたら嬉しい。

(おかみ)道に花を置くことで、街の豊かさ、市民のこころの豊かさを育てることになりますね。

(市 長)そうです、それができれば、例えば自転車の違法駐輪も減るのではと。

(おかみ)街の犯罪率も今より低下するかもしれません。

(市 長)今後の大通り周辺はいろいろ変化していくでしょう。可能性はいろいろあります。
    大通公園に行けば何かやっているよねというワクワク感があるといい。
    札幌に来たらまず大通公園だよ、という言葉が聞けるようにしたいですね。



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上海点心師手作り小龍包三兄弟(南翔小龍包・海老入り小龍包・上海蟹味噌入り小龍包)





母の手と雪まつり

(おかみ)札幌のおまつりに関する、自身の思い出をお聞かせください。

(市 長)そうですね・・・・ひとつお話しましょう。
    雪まつりの雪像をつくる自衛隊の方々に毎年感謝状を贈っています。
    私は市長になってからはじめて知ったのですが、
    雪像づくりの最後の仕上げは、素手で手磨きをするのですね。
    自衛隊のみなさんの手が真っ赤になっていてね。
    それを見て母のことを思い出しましたよ。
    私が幼い頃は洗濯機が無い時代でして。
    極寒の季節に洗濯物を洗う母の、真っ赤になった手を思い出してね。
    自衛隊のみなさんがどれだけの思いで作っているのかを知るのは、大切なことですね。




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美麗華 上海風黒酢の酢豚





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これからのプロジェクションマッピング

(おかみ)今年の雪まつりは来場者がかなり増えたそうですね。

(市 長)ええ、過去3番目の来場者数になりました。天気も良くて気温も上がりましたしね。

(おかみ)なんといってもプロジェクションマッピングが話題になりましたね。

(市 長)プロジェクションマッピングは、
   「創造都市さっぽろ」の取り組みの一環として導入されたもので、
   デジタル技術を使った新しい芸術表現です。
   世界中で注目されているプロジェクションマッピングですが
   雪像に投影するのは世界でも初めてのこと。まさに大プロジェクトです。

(おかみ)本当に夢のある、華のあるプロジェクトだと感じています。

(市 長)ええ、本当に大人気でした。
    混雑したことで危険と判断し中止せざるをえなくなりましたが、
    来年はもっとみなさんにご覧いただける方法を考え中です。

(おかみ)10年後にはどのような進化をするのか、とても楽しみです。

(市 長)札幌をコンテンツ特区としての映像文化の拠点にしようということで、
    規制緩和や経済支援の特区を頂戴しましてね。
    この芸術的な表現手段を大切にしたいと思っています。
    そしてプロジェクションマッピングをひとつの産業として成長させたい。
    役所と民間で活用して育てていきたいと思います。

(おかみ)そのうち、「プロジェクションマッピング作家」となる人が出現しそうですね。
     コンテストを開いて芸術的なレベルの向上を図るのはいかがでしょう。
     夢のある札幌としてのイメージづくりにも大きく貢献してくれそうです。




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美麗華で大人気の担担麺



実はこんなことをやってみたい

(市 長)私はね、実はプロジェクションマッピングでやってみたいことがあってね。
    大通公園から大倉山が見えますよね。
    その大倉山からジャンプの選手が大通公園に飛び込んでくるという映像ができないかと思ってね(笑)。

(おかみ)まぁ!それは素晴らしいと思います。ぜひ見てみたいです。

(市 長)もうひとつ、大倉山からテレビ塔のてっぺんを移動するロープウェイの映像も作りたいのです(笑)

(おかみ)すごいですね!ワクワクしますね。

(市 長)今は夢のような話ですが、技術的には可能なのですよ。

(おかみ)ええ?本当にできるかもしれないのですか?

(市 長)はい、予算がかなり必要ですが。
     ですが、そんなワクワクを提供することで自分も何かに挑戦してみよう、
     という人が増えていくものだと思います。それが芸術だと思うのです。
     何かを変えていく原動力になるのは、芸術のチカラです。
     私が本当に伝えたいのはそういうことなのです。

(おかみ)芸術の街、札幌ですね。だれもが挑戦できる街でもある。

(市 長)私の名刺には、こう書いています。
     「誰もが主役になれる街、札幌」とね。
     自分が自分をクリエートしていく街、それが札幌です。

(おかみ)市民への愛情がいっぱいですね、市長。本当にありがとうございます。


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父親としての素顔

(おかみ)プライベートな質問ですが、最後に、家庭ではどのようなお父様なのでしょう?

(市 長)子供は3人おりまして(笑)。
   みんな大きくなって、一番下の子が大学生になりました。
   我が家では「自分のことは自分でやる」と、「朝ごはんはみんな一緒に食べる」というのがルールです。 
   子供が小さい頃は7時半ルールというのがあって朝と夜の7時半には
   必ず集まってみんなで食事をするということを決めていました。
   そしてもうひとつ気を付けているのが、「顔をちゃんと見る」ということ。
   ついでに、女房の機嫌を見ます(笑)。
   朝刊を読みながら女房が言うのです「札幌市は何をやっているのかしら?」とね(笑)
     こんなふうに日々頑張っているんですよ(笑)

(おかみ)家庭のお父様としてのお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
    最後に身近なお話が聞けて親近感を感じました。
    あたたかいインタビューができたと思います。
    読者のみなさまにも市長上田さんの人柄を感じていただけたと思います。
    札幌に住んでいてよかったと感じるインタビューでした。
    市民に代わって御礼を。


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イラストがそっくりです市長の名刺。




市民ひとりひとりが主人公
(市 長)札幌に住んでいる方々は、札幌が好きだという人が多いのです。
    札幌が好き、住んでいてよかったと答える市民は全体の95%と高い。
    これはね、長年の街づくりをしてきた方々や、先の時代の市民と行政のチカラのおかげ。
    行政が中心になるのではなく、市民が中心になること。
    市民が豊かになるためには、市民ひとりひとりが自らのチカラで変えていこうという意思が必要なのです。
    ひとりひとりが主人公だからです。
    行政はそれをお手伝いするという役割です。
    悪く言えば市民に負担を押し付けるということかもしれません。
    しかし、みんなのことはみんなでやっていこうと伝えていくこと。
    それが私に与えられた役割だと信じています。






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フレッシュ果肉入りマンゴープリン


インタビューを終えて
市長へのインタビューが決まったときから緊張しておりました。
当日は朝からそわそわと落ち着かない状態でした。
上田市長はそれをわかっていらしたのか、
何度も冗談を言ってみんなを笑わせてくださる思いやりを持った方でした。
優しくて面白くて強さのある笑顔に助けられたインタビュー。
上田市長の札幌への想いや、札幌市民に対する愛情の深さを感じることができました。
市長、インタビューにご協力いただき本当にありがとうございました。(井出美香)


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ルネッサンスサッポロホテル・美麗華のホームページはこちら。






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井出美香



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