「全国すし研究会」という全国のお寿司屋さん団体があります。
私達も研究会に属し、お互いの交流と情報交換の場となっています。
先日、「全国すし研究会・静岡大会」が開かれ参加してきました。
日本全国の寿司職人がいっぱい(笑)。
さて!
「しぞーか(静岡)」といえば、
お茶と山葵!!
しっかりレポートしたので札幌市民にお伝えします。
まずは、わさび田です。

有東木の茶屋です。
こちらは、有東木(うとうぎ)という山葵発祥の地と言われている地区。
「うとうぎ」と読むのですが、「うつろぎ」と呼ばれています
周囲の山は、お茶の木でいっぱい。

さりげなく
わさびアイスがあるではないか!。しかし品切れで「ごめんなさい」の貼り紙。
お茶アイスも大好きなので諦めてこちらにしようかと思いましたが、「わさびアイス作りますか?」との優しい声かけが。
「いつもは混ぜて作るんですけど乗せることもできます」ということなので混ぜないで乗せてもらうの図(笑)。

出ました!!
わさびアイスクリーム。(バニラに山葵を乗せていただいた特別仕様)
すりおろしたばかりの山葵。
混ぜるよりも俄然インパクトあり。(バニラに乗せてと頼めばOKですョ)
冷たいせいかそれほど辛さを感じず山葵の香りを楽しむスイーツをして楽しむことができました。
さらに、山葵を混ぜたアイスに乗せて食べてみたい・・・そしてさらに山葵パフェもあったらいいなと欲張りな私(笑)

さて、いよいよ「わさび田」の見学。

さわさわさわさわ・・・・・湧水の流れる音。
そのマイナスイオンパワーたるや素晴らしい。
わさび田に流れる湧水は常に12~13度。
身体が浄化されるとはまさにこのこと。

わさび田を所有する望月敏明さん。
何代目ですかと聞いてみると、「多分7~8代目かな?(笑)ここの山葵の発祥は400年前だから。」
1680年代に自生していた山葵を日本で初めて栽培したのがこの地区だという。

札幌から同行している「すし屋のさい藤」の大将である斉藤さんと。
斉藤さんはこちらの山葵に惚れ込んで何度も静岡に来ているそうです。

湧水で自然のままに育てています。
「こうやって虫が葉を食べるんだよね。食べ放題!」と笑う望月さん。

丁寧な説明に感心しきり。望月さん、ありがとうございます。

北海道では殆ど採れない山葵。(実は少しだけ自生しているんだけどね・・・)

この日に採れた山葵、そのまま北海道へお持ち帰りです(笑)。
早く、大将に見せたいわ。

わさび田のあとは、天然温泉・美肌の湯。
南アルプスの地下水を水源とする含イオウ泉で、硫黄分が高い温泉。つるつるです。
旅の疲れを癒して、明日のすし研究会イベントに備えます。
静岡の旅、まだつづく。
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