
待ちに待った連休最終日です。
2012年に食のスペシャリストを養成する学校として再出発した三笠高校。
7月20日と21日両日で初イベントとなる「高校生レストラン」が開催されました。
生徒達や、応援者達が、この日に向けてコツコツと努力してきたこと。
わたしも影ながら応援取材させていただきたく車を走らせました。
真黒に日焼けしながら走り回るスタッフに声援を送るべく、大将とふたりで三笠高校へ。

三笠高校の生徒達を祝福するかのような青空のお出迎え。

総勢60人~80人ほどが入れるようなおおきなレストランです。
高校生が大きな声で「いらっしゃいませ~~♪」。
しっかりした挨拶と笑顔の接客です。
みんなの笑顔がかわいい(笑)。

三笠を中心とした北海道の農産物を使った、松花堂弁当1200円。
トマトの土佐酢ゼリー寄せ
ハスカップほん酢←これが旨かった!店でも使いたいわ、まじで。
北海道野菜の炊き合わせ
あおさ入り飛龍頭
なんころっけ※三笠の郷土料理である「なんこ」の味噌煮込み入り
ひじき煮
秋刀魚の甘露煮
三笠高校特製出汁巻き卵
生徒達がつくった自家製味噌の味噌汁
とうきびごはん
両日ともに120食限定のお弁当です。あっというまに完売していました(^O^)/

こちらが、なんころっけ。
三笠の郷土料理である「なんこ」。
「なんこ」とは馬の腸の味噌煮込みのことで、三笠では家庭の味として長く親しまれてきました。
北海道の三笠市はかつて炭鉱で栄えた町だったんです。
当時は狭い炭鉱のなかで石炭を運ぶために馬そりが使われていたそうで。
その馬に感謝をして最後に美味しく食べてあげるということが、馬の供養だったわけです。
「なんこ」を入れたコロッケ、これが実に濃厚でモチモチしてて美味しかったよ。

松花堂弁当の形がデザインされた、おしながき。イラストも上手だね。

○鮨の若様、川崎純之亮さんも、こちらの応援スタッフとして頑張っておりましたよ。記念撮影(笑)。

調理場を見せていただきました。
おおお~~~!!生徒達がものすごく頑張ってる~~~。

出汁巻き玉子を焼く手付きも、すっかりプロ級だっ!

見て!真剣です!!この表情。


浪花亭の村井さんや、ロイトン総支配人大浦さん、神戸や大阪からも応援者が駆けつけておりました。
みんなで食べるかまかない料理は、カレーライスです。

今回の仕掛け人のひとりである、若杉さんにもお話を伺いました。
こういうイベントって裏方が大変なんですよ(笑)。
あたらしいことに挑戦する人達の熱い思いにふれて、ちょっとジーンときたなぁ。

三笠で鮮魚店を営む傍ら、三笠市商工会議所青年部の部長もされている中村剛さんです。
この町の青年部はアツいですね♪

デザートも本格的につくります。これが200円ってちょっと安すぎるんでないかい(笑)。

さて、左側にいらっしゃるのが、三笠高校食物調理科の先生をされている斎田雄司さん。
あちこち走り回って生徒にアツく叱咤激励♪
それにしてもまだお若い先生なのね。しかも、イケメンだわ・・・・(*^^)v
三笠高校はもはや全国から生徒が集まる有名な学校になりました。
ここから北海道を先導する食のエキスパートが誕生するのが楽しみ。
北海道の町おこしのポイントは、やはり若い世代が集まることなんだろうな。
来年も是非開催してほしいところ。
みなさま、ごちそうさまでした。また来年も来ます。
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