
ステキな笑顔でしょ?
北海道旭川にある上野ファームでは、英国をイメージした北海道庭園で有名に。
「北海道ガーデン」と名付けられたその庭は、年間通してたくさんの人が訪れるガーデンに成長しています。
こちらはその仕掛け人、上野砂由紀さん。
小柄な身体でよく動く瞳が愛らしい。
もともとは100年前から続く普通の米農家だという上野さん。
旭川で6次産業化に取り組んでいる若き農業者のひとり。
「農業の魅力を伝えるために、たんぼの周りに花を植えよう。」ということがキッカケだったというから驚きです。
こういう人たちのアイディアと挑戦によって、農業のイメージが変わってきました。

NAYAカフェって、もともとは納屋だったからこの名前なんだとか(笑)。
初冬だったので、すでにガーデンの見頃は終わっていましたが、カフェは通年営業しています。
庭仕事の忙しい夏の時期ではないので、上野さんとゆっくりお話ができて良かったかもね。

札幌のアパレルショップで働いていたこともあります、という上野砂由紀さん。
心機一転、園芸を学ぶために退職してイギリスへ渡り、2001年から上野ファームとして庭を一般開放し始めた。
倉本聰ドラマ 「風のガーデン」では庭の造園を手がけ話題になりました。

NAYAカフェでは、そば粉のガレットもおすすめ。

日本のガーデンデザイナーとして活躍する上野さん。
あちこちを飛び回る忙しさだけれど、子育ても頑張ってるお母さんでもあります。

花咲くジャスミンティー(七仙子)。
7人の仙女をイメージして作られたジャスミンティーなんだって。
ゆっくりと時間をかけて花が開いていくのが楽しいんですね。とっても綺麗です。

12月になるときだったので、クリスマスツリーが飾ってあったのね。
ツリーの横では子供向けのDVDなんかも見れるようになっていました。

米づくりと、庭づくり、そして6次産業化。
農業と観光というキーワードで、これからの北海道農業の可能性の視野を広げたい。
来年はひとつの時代の幕開けになるだろうからね。

NAYAカフェには、ギャラリースペースがあるんです。
旭川近郊の作家さんなどの作品を展示販売してくれてる。
農業×観光×アート。

農業と観光に芸術の要素が加わるだけで、本当にすごい威力になる。
まったくの別物の世界観に変身するもんなんだね。

今回は季節外れでガーデンが見られなかったけれど、おかげで再訪の楽しみが増えたね。
5月の連休くらいから季節をとおして様々な木々や花を楽しむことができるみたい。
エゾエンゴサク、チューリップ、バラ、ゆり、アスター、ローズヒップなどなど撮影も楽しみ。
紫のグラデーションが楽しめるというパープルウオーク、左右対称に作る花壇のミラーボーダーも観たい。
静かな池と緑が楽しめるという「木の声が聞こえる庭」というのも、興味がわきます。

ニワトリとか、鴨とか、あひるとか。
そんな動物たちも自由に庭を行き来しているというので、これまたオモシロイ写真が撮れそう。
今年も、あと少しだね。
上野ファーム旭川市永山町16丁目186
ガーデンとガーデンショップ
4月下旬から10月中旬まで営業10時から17時まで。期間中無休。
NAYAカフェは通年営業10時から17時ガーデン期間中は無休
入場料大人500円・ガーデンパスポート700円(カフェでドリンク1杯サービスなのでこちらがお得)
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