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下川町 木質バイオマスボイラーの構造と周辺地域熱供給システムを見てみよう

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すごいんです下川町。

森林の町として知られる下川町。
ここでは植栽と伐採を永久的に繰り返すことができるシステムを実施。


分かりやすく言うとね・・・・・
①森に木を植える
②間伐材、庭木の剪定木、道路管理で支障をきたす木、などをチップにする
③それを燃やして温水に
④温水をパイプで流して地域全体の暖房へ

つまり、今までの化石燃料をやめております。
やめてるってことが、スゴイことなんです。



やってきたのは、「木質原料製造施設」です。
つまりチップを作るところね。










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これがチップ。
間伐材や、林地残材、一般家庭から出る剪定木とかをチップにするところ。


北海道は寒いからね。
暖房に使用する化石燃料への依存度が高い。
残念ながら二酸化炭素排出量が多くなっちゃう。
全国的に見ると当然のごとく排出量はトップになってしまうわけで。




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施設の横には、間伐材が置かれてます。
木は徹底的に乾燥させてからチップにします。
水分が残っていると、山盛りにしたときに発酵して熱をもってしまうからなんだって。
考えてみるとそうだよね。


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チップは、役場の近くにトラックで運ばれます。
ここが「役場周辺地域熱供給システム施設」です。


このシャッターをガラガラと開けると・・・・・・


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・・・・・こんなふうになってますの。

これを木質燃料サイロと呼んでます。
まぁ、チップを入れとくところだね。

ここに入ったチップは、搬送装置でボイラーに自動投入されるのね。
下のほうに穴があるのよ。

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これが、自動制御のボイラー燃焼炉
最適な燃料と空気のバランスで燃えるんです。



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燃えた後の、燃えカス(つまり灰になったもの)は、再び、畑の肥料になるんだって。

おもしろ~~~~い。


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このボイラーで、温水をつくり、地下のパイプを通して周辺施設へ循環させています。
役場周辺の施設の、
①総合福祉センター
②消防庁舎
③役場庁舎
3つの施設への熱エネルギー供給に成功。






五味温泉も木質バイオマス


下川町ってね、こんなボイラー施設があちこちにあるのね。
こちらの五味温泉も、化石燃料をやめて、木質ボイラーを導入。
石油の高騰により木質ボイラー導入でコスト削減になったそうですよ。
そのコスト削減は、年間数百万になるというからスゴイもんです。



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木質ボイラーを導入により、施設の暖房、温泉の加温、給湯まで賄っているんです。
そんな施設をいろいろ作れば、雇用確保にもつながるわけで。




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下川町って、すごいわ。
町全体をデザインするチカラもあるんだよね。
エネルギー循環の様々な課題に、自然への感謝を持ち、新しい試みを恐れずに挑戦してる。



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それにしても、五味温泉は気持ちいいわ~~(笑)。


そうそう、これも忘れちゃいけないのです。
下川町といえば、チェーンソーアートも盛んです。
これがチェーンソーで作られるなんてすごいよね。


好きです、下川町。
また行きたいと思います。




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| 下川 士別 剣淵 | 12:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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