
普段は贅沢しないけど旅で泊まる宿だけは贅沢したい、という人もいるはず。
わたしのブログにはセレブ向けなことは書いていないんですけれど、
一生の記念にしたいときにはどこの宿に泊まればいいでしょうか、
という問い合わせが来ることがあります。
そんな方たちへおすすめしたいのは、こちら。
江差旅庭群来。
(はい、仕事を絡めて行ってますけれど、ここは自腹です(笑)。

部屋数は全7室。
すべて平屋造り。
客室の窓からは、江差の海が見えます。
とても静かで何も聞こえない。
静寂な世界です。

床木の素材がサラサラすべすべで気持ちがいいんです。
何もしない贅沢という、コンセプトがぴったり。

無くなると補充してくれる冷蔵庫の中。
新幹線開業ビールが置いてました。
まずはこれを一杯飲んで♪

江差追分発祥の地である江差の街。
その全国大会を開催したとき、
宿泊客が来ても泊まるところが無かった。
そこで、当時の町長が「宿泊施設を建ててほしい」と相談したのが、
この江差旅庭群来を建設した棚田清氏だったそうです。

でも実はね、わたしも「江差旅庭群来」のことを昨年まで知らなかったんです。
あまり宣伝もしないで静かに営業しているんですもの。
そこがいいんでしょうね。
何もしないで、ボーッと過ごして帰る方が多いんですって。
部屋から出たくないという気持ち、分かります(笑)。
それほどに落ち着く空間。

江差の海で水揚げされたばかりの蟹やウニを
そのまま提供できるんですから、これ以上のものはないでしょうね。

さきほど獲ってきたばかりという、ウニ。

わさわさと動いているウニを食べることができますよ!
道南は、バフンうにではなくて、ムラサキウニが主流。
甘くて濃厚な味わい。

・汲み上げ湯葉・青つぶ時雨煮
・地鶏団子 三つ葉 木の芽味噌和え
・海鮮 殻ウニ・平目・ほたて・ボタン海老
・拓美ファームサフォーク種羊 海洋深層水塩焼き

蝦夷アワビの酒蒸し
天麩羅

紅ずわい蟹 浜茹で
これも江差の海で揚がったばかりの蟹なんです。
蟹味噌と一緒に合わせたいのは、やっぱり日本酒だよね。
蟹の甲羅に日本酒を入れて、そのまま飲みます。
うまい~~

他にもたくさんの料理が並びましたが、続いてはバーへ移動。
群来があまりにもステキだったので、
すこし時間を置いてからもう一度ブログに書くことにしよう。
好きなことは何度も書きたいタチなんです。

こちらで「竹鶴17年」をいただくことができます。
品薄になっているニッカを飲めるなんて最高。

翌朝。
早めに起きて散歩するのがおすすめです。
5分も歩かないうちに、かもめ島に到着。
遊歩道の入口にはこんな鳥居が完成していました。
江差の人々の健康と安全を願うとともに、ニシン漁が再び栄えますように。
そんな願いが込められているんでしょうね。

かもめ島に登って。
上からの眺めも気持ちいいね!!
江差旅庭群来のホームページは
こちら。
『江差・松前 千年北海道手形』の詳細は
こちらから
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