2006.01.12 Thu
寿司屋の妻になって〜突然消えた経営者

お店を開店することになった理由
寿司屋の彼のところに嫁に来て、
早15年が経とうとしています。
思えばいろいろな事がありましたが、
今の店を開店することになったのは、
5年前のある事件がきっかけでした。
5年前の平成13年夏。
当時彼は、とある経営者から頼まれ、
すすきので寿司屋の店長をまかされていました。
その店も軌道に乗り順調でしたが、
ある日のこと。
経営者から突然の電話が。
大変なことになった。
すまないが、俺は逃げる。
そのまま二度と連絡がつかなくなりました。
その後の主人の対応に、
私は今でも感謝でいっぱいです。
その後彼は、家族に心配をかけないようにと、
とりあえず働けるところを探して就職を決めて、
経営者のいなくなった店のかたづけと事務処理をし、
すべて丸く収まってから、私に報告してきました。
すまない。
店が無くなった。
仕事は決めてきたから心配するな。
にっこり笑う、その顔を今でも忘れません。
私も、少しびっくりしましたが、
以前にも2〜3度、突然職を失うことがあったので、
あまり驚きもしませんでした。
大丈夫よ。
こんな事もあろうかと、3ヶ月くらいは
生きていけるように貯金してあるから。
それより、たまには二人でお茶しようか。
それからふたりで
近くのファミリーレストランでコーヒーを飲み、
どうせならこの機会に、お店を開店しようという話に。
お店を開店したらこうしようああしようと
ふたりで話し合ったことも良い思い出です。
夫婦は他人です。
だからこそ、こんなにしてくれてありがとう、という心が大切。
私は主人の事を思うと、感謝で涙があふれてきます。
こんなこと、恥ずかしくて言えないけれど。
だからいつも、ありがとう。
本当に、ありがとう。
鮨処いちいはこんなお店です。
| 夫婦と子育て | 15:44 | comments:40 | trackbacks:1 | TOP↑




がんばってくださいねー!
おおお、いい話ですね。なんか嬉しくなってしまいます。ご主人とおかみさんの笑顔が浮かんでくるようです。お料理も色々とチャレンジされていて、お仕事で時々北海道に行くこともあるので、その際には是非お邪魔させて下さい。
| jun1 | 2006/01/14 22:24 | URL | ≫ EDIT