
先日、札幌鮨研究会の定期総会が行われました。
札幌鮨研究会というのは、札幌の寿司屋が集まり、
寿司や食に関して勉強しながら情報交換をする会です。
寿司屋での外国語対応について。現状と今後の対策について考えたいと提案させていただきました。
そこで新しい動きが出てきましたのでブログにまとめておきます。
外国人の来店が多くなってきた昨今、
言葉の壁で悩むお店も少なくありません。
SNSの普及や、東京オリンピックを前に
今後さらに外国語を理解する必要が出てきました。
さらに増えるだろう外国人にどうやって対応していくのでしょうか。
英語だけではなく、韓国人や中国人にも対応していく必要があります。
寿司屋の外国語の現状①身振り手振りとジェスチャーでなんとかやっている
②英語のお品書きを作って対応(友人に頼むケース・外注が高くて諦めたケースもあり)
③スピードラーニングで勉強している
④よく使う英会話と韓国語だけ勉強している
⑤英会話講座を受けたことがあるが現場では使えない英語だったため役に立たなかった。
⑥ぐるなび掲載の契約をすると4か国語対応のページを作ってくれるから利用している。
⑦北海道食材で翻訳できないものがある。それをどう説明するのか。
⑧ネットで検索して食材の外国語を調べてもサイトにより翻訳が違う。どれが適切か判断できない。
⑨スマホの翻訳アプリも便利だが、通じない翻訳になることも多く現場で使いにくい。
それぞれのお店で
個々に対応しているのが現状です。
でも、やっぱり
困っているお店が多い。
ということで、ふたつの案を検討していくことになりました。
①寿司屋の英会話教室を開く。(寿司屋で使う生きた英会話を学ぶ。テキストを元にお品書きを作る)
②使える英会話のパンフレットを制作(飲食店向けのもの)寿司屋でよく使う英会話を掲載して指さしで会話できるようにする。アルバイト従業員でもすぐに使える携帯型を検討。
北海道の寿司ネタを画像つきで掲載。(3か国語)
6月の「寿司研究会全国大会」でも、ほかの都道府県がどのような取り組みをしているのか、
実際にリサーチしてこようと思っています。それはまたブログで。
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