
奈良ホテルから歩いて5分の住宅街。静かな住宅街の中にポツンと見えてくるのが「ならまち醸造所」です。なんの目印もない路地を曲がり、ほんとうにこんなところにあるのかな・・・・と疑うような場所にありました。まだオープンしたばかりの新店で、奈良でも話題になっていました。

ならまち界隈の情景が損なわれないよう、「ならまち」にはコンビニやパチンコ屋などが一切ありません。街並みの雰囲気を壊さないように考えられています。ならまち醸造所はとてもオシャレで街のイメージに合っているんです。

かなり早い時間から開店しているので、散歩の途中で休んだりできるのね。

醸造所の前の通りは、この時期、風鈴がたくさん置かれているんです。人通りは少ないけれど、ほんの通りがかりの人にも安らぎを。これこそ「おもてなし」。顔は見えないけれど人の気遣いを感じる街。

たしか、まだ昼だったと思う(笑)。だからあまり人がいなくて。おかげでお店の人とゆっくり話せましたよ。

メニューはシンプル。ビールは3種類で、すべて、この建物内のタンクで醸造しているんです。おつまみもシンプルなので、意気込んで行かなくていいので楽な気分で立ち寄れる。

まずは、ならまちエール。さっぱりしてグイグイ飲めます(笑)。癖もなく、麦の味わいを楽しめるテイスト。

おつまみも安くていいのよね。人参サラダ350円。

大和ポークのリエットを自家製フォカッチャと。

程よく日陰があり、窓もすべて全開にしてあって、とても涼しかったわ。風鈴の音がいい感じ。

この裏手に醸造タンクがあります。横のガラスから見ることもできます。札幌はクラフトビールの店は多いけれど、地ビールの醸造所としてこんなタイプの空間はまだ無いかも。

スタウト。ほうじ茶の香りを感じるようやさしい味わい。濃厚なスタウトを狙いたい醸造家もいるだろうけれど、このスッキリ感がマスト。醸造している人に会いたいと思いました。

日本の文化と洋の融合。センスがいいんです。

あれが醸造タンク。ビール造りを身近に感じるアプローチ。ビール2杯とはいえ昼飲みは酔いがまわります(笑)。ところが、近くに日本酒の春鹿を発見!・・・・こうなったら、行くしかないわね(=゚ω゚)ノ
酔いどれの旅レポートはまだ続く。
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