東京八重洲にある割烹嶋村。
こんな歴史のある割烹で
和食をいただけることは
本当に嬉しい時間でした。
なんといっても、
嶋村さん
嘉永三年創業で
なんと創業150年の老舗です。
(ちょうど北海道も150年です)
嘉永三年当時は
仕出し屋としてスタートした嶋村さん。
文久元年には
時代劇などにも登場する、
「大江戸料理番付」に掲載。
その
「大江戸料理番付」で
最高ランクを示す、
「勧進元」を獲得したそうです。
まさに、
歴史を楽しむ店とは
ここ嶋村さんのことでしょう。
当時は
様々な文化人や
画伯、小説家などが
来店されたそうです。
江戸、江戸、江戸!
この空気感を
味わえるのも
嶋村ならでは。
素晴らしい。
それから150年あまりも
営業されているなんて
頭が下がる思いです。
カリッと揚がった天麩羅。
〆のお茶漬けが
これまた美味しい!
当時の文化人は
着物と丁髷姿で
日本酒をたっぷり楽しんだ後に、
このお茶漬けを
すすっていたことでしょう。
札幌の〆パフェもいいけど(笑)、
やっぱり
日本人はお茶漬けだわ。
割烹嶋村しまむら
東京都中央区八重洲1丁目8-6
東京での寿司といえば赤酢でしょうね。
こちらは
当時の江戸前握りを楽しませてくださる
「鮨 三ツ木」さん。
大将の三ツ木新吉さんは
寿司職人として50年のキャリアを積みながら、
なんと、
釣り好きが高じて
釣竿づくりの職人でもあるんです。
スゴイわ~~!
江戸時代の握りを再現した握り寿司。
なんとリーズナブルなんでしょう。
赤酢のキリリとした味わいが
これまた美味しい。
右が江戸時代の握り。
左が現代の握りの大きさです。
当時は3倍もの大きさだったのね。
実際に食べてみると
かなり大きかったんだなぁ。
創業50年になるという、
三ツ木さん。
次回は
夫と一緒に来たいと思います。
寿司の今昔。
当時の文化や時代背景によって
様々な形で変化してきた
寿司の世界。
知れば知るほど
その魅力に取りつかれていきます。
日本人で良かった。
寿司屋の妻って楽しい(笑)。
三ツ木の大将と記念撮影です。
すし 三ツ木
東京江東区富岡1-13-13
井出美香
札幌すすきので寿司屋をしています。北海道生まれ。若き頃は東京青山にてキャラクターデザインの仕事に就くも惚れた男は寿司職人!畑ちがいとも言える寿司屋に嫁いで31年。平成22年7月に乳ガンが分かり公表。お店にて女将として奮闘する日々。ブログ開設17年目。令和2年ガン寛解。
カメラ Canon EOS 6D
iphone12
利き酒師
(株)Mizkanミツカン 寿司アンバサダー就任
(株)HABA 季刊誌北海道の旅コラム執筆
ippin食のキュレーター北海道の商品を紹介
広報ほくれん 食エッセイ執筆
北海道の旅と宿 ぐうたび旅ブログ
TVどさんこワイド出演
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