札幌から1時間弱のドライブ♪
栗山町に7月にオープンした
日本料理店
「緑香苑」へ。
栗山公園に隣接している日本庭園。
敷地内にある和食店です。
後の栗山公園ができるきっかけとなった人物、
後藤三夫さんの長男、博樹さんが
父の遺志を継ぎ日本料理店を開店。
紅葉が綺麗に見える特等席は窓側。
ちょうど空いている日を予約しました。
庭園の奥には、
観音像があります。
その観音様の
穏やかでやさしいお姿を
見ることができるのも楽しみのひとつ。
和の設えが落ち着く空間です。
着物の帯をテーブルセンターに。
ゆっくり話すなら個室もありました。
アンティークの家具がこれまた風情あり。
紅葉のピークは10月下旬。
この日も十分に美しかった。
ランチは要予約。
3800円と5000円のコースがあります。
料理を手掛けるのは
伝統日本料理「四條流」の料理人
神信子(じんのぶこ)さん。
なんと御年75歳。
尊敬と敬意を表して
大切にいただきます。
白和え
胡麻をするところから始めるそうです。
完熟トロトロの柿と江別産の豆腐がとろけます
こんなに美味しい白和え食べたことがないかも
由仁町の平飼い卵で作った茶碗蒸し。
12時間かけて作るという、
かつおと昆布の一番だし。
紅葉の前で
夫もわたしも
ゆっくりまったり。
生鮭のおろしあえ
お酢のシンプルな美味しさを感じます。
高野豆腐のずんだ
枝豆の自然な甘さが嬉しい。
お出しの美味しさがメインに。
自分の料理の概念が変わるほど
じつは衝撃を受けました。
窓側の席の向こう側には、
栗山公園が隣接されており、
行き交う人々の笑顔がいっぱい。
牛肉の昆布じょうゆ焼き
肉の余分な脂を落として大葉を挟んで。
やさしい手仕事。
ねんねなす
檜山管内上ノ国町出身の神信子さん。
上ノ国では、茄子のことをねんねと言うそう。
お出しの煮干しも骨が取ってあり
そのまま食べることができます。
茄子のヘタも食べられる工夫が嬉しい。
ネギも美味しく感じる一品です。
ごはん、お吸い物、香の物
なんとこの日は栗が摂れたそうで
特別に栗ご飯にしてくれました♪
栗ご飯の
ほのかな塩味が
すべてを引き立ててくれます。
出汁巻き玉子が最高。
丁寧でやさしい。
ゴーヤの佃煮も美味。
思いやりと愛情を感じる
懐かしい味わいでした。
ココナッツみるく白玉
デザートも美味しい♪
最後のお茶もしっかり旨い。
窓際の席が空いている日を
予約することをおススメします。
とんぼ、野鳥、秋の虫たち。
自然の中でいただくランチは
もはや生命力の塊です。
来週あたりが紅葉ピークです。
冬囲いした庭園も綺麗だとのこと。
冬も来てみたい。
神信子さん、
遠藤さん、
スタッフの皆様
お世話になりました♪
ここは超おススメです。
わざわざ行くべきなお店です。
井出美香
札幌すすきので寿司屋をしています。北海道生まれ。若き頃は東京青山にてキャラクターデザインの仕事に就くも惚れた男は寿司職人!畑ちがいとも言える寿司屋に嫁いで30年。平成22年7月に乳ガンが分かり公表。お店にて女将として奮闘する日々。ブログ開設16年。令和2年ガン寛解。
カメラ Canon EOS 6D
iphone12
利き酒師
(株)Mizkanミツカン 寿司アンバサダー就任
(株)HABA 季刊誌北海道の旅コラム執筆
ippin食のキュレーター北海道の商品を紹介
広報ほくれん 食エッセイ執筆
北海道の旅と宿 ぐうたび旅ブログ
TVどさんこワイド出演
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