2006.10.06 Fri
高校生の喫茶店〜28年前の思い出

これは大将が15歳、高校一年生の頃のおはなしです。
当時、彼の母親は、
3人の子供を育てるために喫茶店を営んでおりました。
毎日やすむことなく働き続ける母親に
何かしてやりたいと思ったのでしょう。
ある日の日曜日
『おふくろ、今日は仕事休んでいいよ。
俺が店の番をしていてやるから・・・・』
毎日のように家族のご飯を作っていた彼は、自信たっぷり。
心配する母親を説得しました。
でも、これからが大変だったのです。
高校生ひとりしかいない喫茶店
そこへひとりのOLさんが入ってきました。
『おにぎり定食ください』
『はいっ!』
とっても一生懸命作りました。
しかし、口に合わなかったらしく、
そのOLさんは無言で食べ、無言でお金を払っていったそうです。
次に、タクシーの運転手が入ってきました。
『しょうが焼き定食ひとつ。』
『はいっ!』
これも、一生懸命作りました。
それを席へ運んだ時
ガッシャ〜〜ン!!
テーブルに置いた瞬間に、全部ひっくり返してしまいました。
『す、すみません』
焦ってテーブルを拭いているとキッチンから煙が!
あわててコンロの火を消しに行きました。
タクシーの運転手は、再び作った生姜焼き定食を食べ
お金を払って出て行くまで、ずっと無言だったそうです。
『 みんな、無言だったなぁ・・・・・(笑)
でも、やってみれば何とかなるさという
あの時の経験が、どんな勉強よりも役に立った。
たとえ失敗しても、
挑戦しようと思ったその根性だけは、
今も生かされているんだよ。
失敗と後悔がたくさんあってはじめて、人生を生きたと言えるんだ。』
★ 『今日のお昼は何を食べましたか?』のsayupapaさんと札幌☆ごはんのsinnkonnさんとmtc札幌ガイド日記のmtcさんとEru's cafeのエルさんが揃ってオフ会で御来店されました。ありがとうございました〜〜!皆さんの会話に涙・・・・。
| 板前と修行の世界 | 08:13 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑




失敗と後悔がたくさんあってはじめて人生と生きたといえるんだ・・・
頭でそうだとはわかっていても失敗と後悔を避けたい逃げたいと思ってしまいます。大将の懐の深さそしてそれを支えるおかみさんのすごさを感じるエピソードですね
| あんっこ | 2006/10/06 09:16 | URL | ≫ EDIT