東京の人形町にあった「丈参」が札幌に移転。お客様の評判を聞いて、これは良さそうだと夫と一緒に伺ってきました。結論ここは本当に美味しくて大満足でした。今までは札幌で焼き鳥というと選択肢が限られていましたが、それは過去の話。コロナの間に続々と新店オープンしているのが話題になっています。
鶏の内臓の希少部位が楽しめるお店。そのどれもが火入れ加減絶妙だとのこと。これは楽しみ。場所はすすきのジャンボ1000駐車場の裏手にあります。小さなお店がたくさん入っている界隈。

カウンターのみの小さなお店です。前日の電話予約でしたが、なんとか入店できました。すぐ予約困難になりそうなので今のうちに行っておきましょう。まずはビールで乾杯♪備忘録なので思い出しながらの投稿ですw
鶏白レバーのペーストと苺の最中。レバーのまったり感と苺の酸味が美味しい。レバー好きにはたまらない一品ではないでしょうか。
この箸置は錫製ですね。能作が好きな私は見るだけで嬉しい。
鶏の八幡巻き 棒葉の味噌焼き 香ばしい味噌の香りがたまりませ~ん。
そろばん 鶏首の肉です。ジューシーかつプリプリ食感が最高。
おたふく 鶏リンパの肉 強い弾力と脂身そして旨味ラッシュ。
背肝 鶏の腎臓 まったりした粘りのある旨味です。火加減の良さを見てもらいたくて断面を。
日本酒は「よこやま超辛7 純米吟醸 生酒」をいただきます。壱岐島で30年ぶりに復活したという酒蔵。2018年にふたたび酒蔵を建設したことで話題になりましたね。焼き鳥に合うと言われている酒です。最近は焼き鳥屋に行くと遭遇する日本酒。個人的にも応援している酒です。
大将の出浦丈裕さんは寡黙な方ですが、手が空いてくると笑顔で話してくれます♪
ハツもと(こころのこり)断面が特徴的なハツ コリコリと旨い。塩でいただきます。
さえずり 鶏の食道 ずっと噛んでいられる酒のつまみのような部位。こりゃ日本酒ですね。
ねぎま 旨味がたっぷりで焼き加減も天才だなと納得する一本。
椎茸の焼き加減もふわふわ。
ちょうちん キンカンと卵管 コレコレ~~♪
これが食べたかったのですw 今まで食べてきた焼き鳥の中でダントツ美味しい。
ふりそで 鶏の肩の付け根部分。鶏の手羽元とむね肉の中間に位置する部位で希少。
コースの〆は、鶏白湯ラーメンです。鶏の旨味がたっぷりであっさりした味わい!
ラーメンの中で実は一番好きなのが鶏出汁系。焼き鳥のコースの最後に出てくるという至福。あ~~たまりませんね♪これシアワセ♪酒を飲むのを忘れるくらい美味しいの。
あまりに美味しいので さらに載せちゃう。量もちょうどいいのです。
なんと、残ったスープに少量のご飯を入れてくれるんです。ご飯もツヤツヤになっちゃう。
焼き鳥の火入れ加減、その温度も味わいも素晴らしかったです。やきとりの美味しさを再認識した夜。仕入れも北海道ではなく人形町時代の仕入先をそのままにしているそう。その人形町時代の常連様もたくさん来店されていて愛されている店だと感じました。お値段も良心的。予約は必須です。
焼鳥 丈参(たけさん)
札幌市中央区南5条西6丁目五條新町
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