2007.01.12 Fri
寿司屋の修行 第21回 シャリのこころ

大将に質問してみた
『美味しいシャリのコツとは?』
『シャリ炊きは奥が深い。とても口では説明できないものだよ』
酢飯は酢とシャリをあわせるという単純なものだが
これが実に難しい世界である
ものごとを覚えて進歩していくためには
『深さ』を考えないといけないという
お米ひとつをとっても
良作の年もあれば不作で質が悪い年もある
同じ品種でも新米と古米の違いもあれば農家によって味も変わる
精米直後の米とそうでないものの違いも考えるのだ
米を計量するときも密度は微妙に変化する
水ですら、いつも同じではない
天気、気圧、湿度、室温によっても
すべてが変わっていく
その差は実に微妙なもので、職人にしかわからない世界である
大切なのは それを感じながらやっているかどうか
満足のいく銀シャリが出来るということはめったにないという
『終わりのない戦いなんだよ。
やっと満足のいく酢飯が出来たと思ったら、またその次を目指していくから』
★寿司屋の修行は、カテゴリー板前と修行の世界で連載しています。
| 板前と修行の世界 | 09:24 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑
今まで修行を積んでこられたその腕の微妙な匙加減。また大将の「終わりの無い戦い…」感銘を受けました。いつか大将の炊かれた銀シャリのお寿司を戴ければと思ってます


だからなんですね!
いちいさんのシャリ、すっごく美味しいんです。
うちの旦那も「シャリ」に惚れてました。
初めてのコメントでした。
ついつい黙ってられなくて。。。
これからも美味しいシャリ、楽しみに頂きます!
| sugar丸 | 2007/01/12 11:00 | URL | ≫ EDIT