2007.01.26 Fri
寿司屋の修行 第22回 寿司屋の白衣

汚れて年季の入った白衣
それは料理人の錦だと思っている
寿司酢の香りと汚れが染み付いた
大将の白衣を眺めながら
これは魚のうろこのシミだろう
黒いのは墨が飛び散ったシミだろうと
そんなことをぼんやりと考える
その汚れは
来る日も来る日も
戦場のように忙しいつけ場を表しており
職人の努力と涙のすべてを物語っている
白衣が汚れれば汚れるほど
料理人の腕は上がっていくのだ
わたしは 白衣の汚れに感謝をし
職人の錦に頭を下げる
洗ってもとれることのない
白衣に染み込んだ寿司酢の香り
それは 寿司職人にとって人生そのもの
わたしにとっては これ以上ない感謝の香りである
★寿司屋の修行は、カテゴリー板前と修行の世界で連載しています。
| 板前と修行の世界 | 09:00 | comments:11 | trackbacks:1 | TOP↑


美しい白衣をまとっていると
とってもお料理もおいしくできているって思ってしまいます。
白衣は、洋服が汚れないために着ているものではないなぁって
思います
| マッハママ | 2007/01/26 09:29 | URL | ≫ EDIT