2008.02.08 Fri
兄の想い
『あいつ、部活はどうするんだろう。』
どうやら、弟のことが気になっているらしい。
次男は生まれつきの病気があるが、
さいわい適度なスポーツをする上では支障がない。
スポーツ好きな長男は、弟にも真剣に部活に打ち込んでほしいと感じていた。
できれば帰宅部にはならないで欲しいと思っているのだ。
『たとえ選手になれなくてもいいから、何か頑張って欲しいんだ。』
長男とわたしは、夜遅くまで話し込んだ。
次の日。
わたしは次男にこう言った。
『お兄ちゃんは、お前のことを心配していたよ。みんなに心配してもらって、ヨカッタね。』
みんなに愛されているということを、いつも感じていて欲しいからだ。
次男は、照れくさそうに笑いながら言った。
『野球部って、坊主頭になる?』


