2008.04.09 Wed
北海道の海水で塩づくり 海心窯しおのや

生きるということに欠かせないのが塩。
塩のおかげで味というものがあり、食べる愉しみが生まれる。
感謝すべき寿司文化も、塩の恩恵を受けている。
黒松内という町で、海水を釜焚きし昔ながらの製法で塩づくりをしている人がいる。

国道には目印が何も無い。
黒松内温泉の向かい側にある細い路を、入っていくと看板が見えてきた。

まるで寅さんの映画のシーンみたい♪

こんにちは〜〜〜!と叫んでみた。(笑)
すると奥から、窯元の地本庄吾さんが『お待ちしてました。』と笑顔でお出迎え。

これが窯です。おおおおお〜〜〜〜!すごい、すごいっ!
わたしはコレが見たかったのです。念願かなって感激です。(T_T)じーん

三段になっている窯。
ぐつぐつと煮えたぎり熱い蒸気が立ち込め、まるでサウナのよう。
海水を汲んできて時間をかけて焚き上げる塩づくり。
塩焚きを3段階にわけることで、浮いてくる海の石灰成分を取り除くことが容易になり、
海水塩の渋みを取り除くことが出来る。これにより更にまろやかな塩が出来るという。

これが石灰成分。

こうして、丁寧に取り除いている。


塩の釜焚きについて、熱く語る地本さん。とても真剣でカッコイイ。
地本さんはもともと和歌山のテレビ局に勤めていた。
テレビの取材で塩づくりと出会い、そのまま塩づくりの魅力にとり付かれたのだという。

最後に絞ったところ。
こうして塩が出来上がる。
下のほうにあるのは『にがり』だ。
ちょっと舐めてみたら、やっぱり苦い!
海水の苦さがそのままだ(笑)

完成した塩。
およそ400リットルの海水で7〜8キロの塩が出来る。
これはちょうど来週にも、札幌丸井の北キッチンに納品される塩なのだそう。(^^♪
実は前日に北キッチンに買いに行ったら売り切れだったんだよね〜〜(笑)

冬は効率が悪いので塩づくりがなかなか進まない。
手造りなので量産できないのが難点だが、そこがいいのだ。

写真のように、火力を調節することで塩の粒の大きさを調節できるという。
粗塩から粉塩まで、いろいろな大きさの塩を作ることが出来るのだ。
燃料になる木材は、黒松内の豊富な森林の間伐材などを使っている。

海心窯では、年間500人もの見学者が訪れる。
学校単位でも家族単位でもいいそうだが、見学するなら春か秋が最適。夏は暑くて大変(笑)
海心窯 しおのや〒048−0101
北海道寿都郡黒松内町478−4
TEL&FAX: 0136−77−2111
見学はお問い合わせください。
電話には出られないことが多いので、
FAXのほうがいいと思います。
黒松内温泉ぶなの森の近く。
ホームページはこちら。
地本さん、頑張る心をありがとう!!
みんなに伝えます!

